パワハラパワハラって何かと話題ですが、今一度個人で考え直す必要がありそうです。
パワハラとは
職場において行われる優越的な 関係を背景とした業務上必要か つ相当な範囲を超えた言動によ り就業環境を害すること(身体 的もしくは精神的な苦痛を与え ること)
引用:https://jsite.mhlw.go.jp/saitama-roudoukyoku/content/contents/000945092.pdf
わたくし、おーちゃんも工場歴10年になりますが、パワハラについて考え出したのはここ数年です。
工場で働いてはや10年になりますが、
今思えば「あれってパワハラだったんじゃないの?」と思うことや「これってパワハラになるんだろうか?」と考えることも多くなりました。
人によっては、パワハラされてると感じることもあれば、これぐらいパワハラでもなんでもないと思う人もいるでしょう。
混沌とした時代ですが、答えは一つだけ。
工場はパワハラが多い
工場って誰でも働けるのでその分いろんな人が集まります。
百人百様であるように互いを尊重し合えるといいのですが、工場といった製造業はある程度やる作業内容も決まっています。
なので、あまりにも個性を全面に出した考え方ややり方は受け入れ難いことがあります。
そこで、他人に受け入れられないと起こるのがパワハラなんです。
工場ってパワハラが多いイメージですが、必ずしもパワハラが行われている職場ばかりではなく、部署や現場にもよるということ。
- ノルマが決まっている
- 人数が多い
- 閉鎖的な空間
- 体育会系
ノルマが決まっている
工場は月毎にもノルマは決まっていますが、日毎にも細かくノルマが設定されています。
ノルマが定時で達成できることはいいことでありますが、基本的に残業ありきで設定されています。
残業ありきのノルマは必死こいても達成できるかできないかの瀬戸際です。
少しでも作業が遅れてしまうとノルマが達成できない現場だと、作業が遅い人の工程がネックとなります。
そうなると作業が遅い人の工程を誰かが負担しないといけません。
作業を負担する人は自分の工程とプラスαで仕事をすることになるので、疲れも溜まってしまい段々と作業が遅い人への苛立ちが起こってくる。
そうなってくると現場の雰囲気も悪くなり少しキツくいうとパワハラされているように感じることでしょう。
人数が多い
人数が多いとどうなるのかというと、パワハラの確率が高くなります。
単純に考えると人数が増えるとパワハラの確率も高くなりますが、上長の目が行き届かないのも原因の一つです。
必ずしも上長がパワハラもするわけでなく、リーダや現場作業者だったりします。
閉鎖的な空間
工場特有なのが、閉鎖的な空間だということ。
普通の会社だったら外部の人や関係部門との人と関わりがありますが、工場は同じラインの作業者と話すぐらいしか交流がありません。
毎日同じ人としか関わらないと決まったコミュニティのみとなります。
日頃の鬱憤や愚痴の吐口がない人は現場ではらすようになり、いづれはパワハラに発展することだってあります。
体育会系
工場の現場作業者は高卒であることが多いです。
それに加えて、上長やリーダーも工業高校卒がほとんどです。
上の人が工業高校卒だと、現場も体育会系になることがあります。
正社員も工業高校卒である可能性が高いので、代々ノリや風潮が引き継がれていって、
体育会系になっている。
工場のパワハラはバレないのか?
現在、パワハラ対策は実施されています。
※業種や資本金、従業員数にもよりますが、パワハラ対策は義務化されてます。
パワハラの捉え方にもよりますが、パワハラされたと思えば相談窓口に連絡したり、上長や人事、組合に相談することで発覚します。
工場は必ず周りに人がいるので、周りの人が見ていることが多いので、パワハラはバレやすい環境だと言えます。
会社にもみ消される
例えパワハラだったとしても会社が対応して解決したらパワハラ事例として取り扱われないでしょう。
メディアに取り上げられたのはごく一部であると言えます。
蓋を開けてみればパワハラは日頃から行われているはずです。
会社から外部に情報がリークするのはほとんどないですよね。